
2025年9月22日(月曜日)、上海万博開催15周年と大阪・関西万博開催を記念して、上海市社会組織国際交流促進会、上海日本研究交流センター等とともに、上海世博会博物館で「上海-大阪万博ラウンドテーブル」を開催しました。
会議の冒頭、上海市社会組織国際交流促進会の景莹会長からは、このラウンドテーブルを新たなスタートとして、上海と大阪両都市の万博の縁を架け橋に、科学技術や人文交流等各分野の協力を推進していきたいとの挨拶がありました。
また、岡田勝 在上海日本国総領事・大使からも、大阪と上海の交流は日中間交流の土台となり、また時々の情勢に関わらない相互理解の基礎となるものであり、総領事館としても積極的に支援していくこと、また大阪・関西万博を通じて、大阪と上海の間のビジネス交流や協力が更に活性化することを期待していると挨拶されました。
景莹 上海市社会組織国際交流促進会会長
岡田勝 在上海日本国総領事・大使
基調講演では、上海世界都市デー調整センターの成鍵主任に続き、大阪市上海事務所(大阪国際経済振興中心上海代表処)から、「大阪市と上海市 友好都市そして万博開催都市として」というテーマで、両市の友好交流の歴史を振り返るとともに、万博開催を契機としたこれからの交流について紹介しました。
大阪市上海事務所の基調講演
その後、「調和」、「科学技術」、「未来」をテーマに日中の代表者から発言があり、最後に呉寄南 上海市日本学会名誉会長、上海日本研究交流センター学術顧問、大阪府上海事務所(大阪産業局上海代表処)による総括、上海世博会博物館の劉文涛館長による閉会挨拶があり、今後、さらに大阪と上海の交流と協力を深めていくことを確認しました。
このラウンドテーブルには、日中の企業・団体等から約80名の方にご出席いただき、活発な意見交換が行われました。