大阪市上海事務所(大阪国際経済振興中心上海代表処)は、2024年5月30日(木曜日)、上海動物園で行われた開園70周年記念セレモニーに出席しました。
セレモニーには、大阪から天王寺動物園の向井猛園長も出席し祝辞を述べました。向井園長は祝辞の中で、天王寺動物園と上海動物園の友好交流のほか、大阪市と上海市は1974年に友好都市提携をして以来、経済、文化、スポーツ、港湾等の幅広い分野で交流を続けてきており、今年で50周年を迎える。友好都市提携50周年という記念すべき年に、上海動物園の開園70周年を迎えることは両市の友好関係に深さを象徴している旨、挨拶されました。
セレモニーの前には、上海市緑化市容管理局の朱心軍副局長や上海動物園の裴恩楽園長を表敬訪問し、今後の友好交流や動物交換について、意見交換を行いました。
また上海動物園開園70周年の記念展示も視察し、これまでの長い歴史を説明いただきました。記念展示には、天王寺動物園から送られた動物たちの紹介もありました。
午後には、上海動物園主催の建設友好型動物園検討会に出席し、向井園長から天王寺動物園と上海動物園の友好交流や動物交換の歴史のほか、天王寺動物園の様々な取組みや新しい施設について、紹介しました。
検討会では、天王寺動物園をはじめ、南京紅山動物園など6名から様々な動物園の取組みが紹介されたほか、天王寺動物園長や上海動物園長5名によるパネルディスカッションも行われました。
天王寺動物園と上海動物園の友好交流は、大阪市と上海市が友好都市提携した1974年から実施しており、今年で50周年を迎えます。今後も、次の50年に向けて両都市・両園の交流をさらに発展させていきます。