今年、2024年は大阪市と上海市が友好都市提携をして50周年の記念すべき年にあたります。

2024年2月6日、中国駐大阪総領事館主催、大阪市、上海市、上海市文化観光局、上海市人民対外友好協会、大阪府日中友好協会協力のもと上海市・大阪市友好都市提携50周年記念シンポジウムが大阪で開催されました。「新時代の地方交流・協力を推進し、中日戦略的互恵関係の強化に貢献を」をテーマに、両国両市から約550人の代表が出席しました。

開会にあたり、主催者である薛剣 中国駐大阪総領事から、上海市と大阪市は友好都市提携をして以来、幅広い分野で交流を深め、中日地方交流のモデルをつくってきたと挨拶されました。

薛剣 中国駐大阪総領事の挨拶

大阪市からは、岡本圭司経済戦略局長が、大阪市と上海市は友好都市として50年にわたり、さまざまな分野で活発な交流・協力を行っており、深い友好関係にある。今回のシンポジウムにより、大阪市が上海市をはじめとする中国各地との友好交流をさらに深めていくことが期待されると述べました。

岡本圭司　大阪市経済戦略局長

また、上海市の華源副市長はビデオメッセージの中で、上海市と大阪市は友好関係を結んでから50年間、両地域の共同発展に大きく貢献してきた。今後も両友好都市が新たな未来を創り上げていくことを期待していると述べました。

華源 上海市副市長

基調報告では、「友好交流」「文化」「観光」「万博」の各分野で、大阪市と上海市の専門家がそれぞれ講演を行ったほか、その後のパネルディスカッションでは、薛剣総領事も参加し、活発な意見交換が行われました。

パネルディスカッションの様子