2025年8月29日、大阪・関西万博の国際機関館の多目的スペースで、「2025上海石庫門都市更新フォーラム」が開催されました。

大阪市からも計画調整局計画部長が出席し、大阪市と上海市は1974年に友好都市提携をして以来、様々な分野で交流を重ね、まちづくりの分野でも1982年から40年以上続く都市建設技術交流事業を実施しており、意見交換や現地視察を通じて有意義な交流を図ってきたことを紹介しました。

また、2023年の都市建設技術交流では、大阪市代表団が上海市に現存する大規模な石庫門保存・改修プロジェクトである「張園」を視察したことにも触れ、大阪市にも築100年を超える歴史的建築物が多数あるが、文化的価値の保存とリノベーションによる機能向上の両立に向けて、石庫門の成功事例も参考にしながら、まちづくりに取り組んでいきたい旨、挨拶しました。

このフォーラムでは、「石庫門の新生」大阪・関西万博記念版刊行式も開催され、多くの出席者やメディアで賑わいました。