2019年は、大阪市と上海市の友好都市提携45周年、また日中青少年交流推進年にあたります。友好都市提携45周年を記念して、9月5日(木)に上海大学で、大阪の市民団体による大阪の伝統文化である地車囃子(だんじりばやし)の公演が行われ、上海市民の皆さんに大阪の夏祭りを体験していただきました。
イベントの前に、日中の学生が参加し友好交流会が開催されました。学生の皆さんにより大阪市と上海市、また日中両国の友好関係について意見交換を行いました。その後、グループに分かれて、ごみ分別についての意見交換や切り紙など中国の伝統文化体験を行い、歓声と笑い声が次々と沸き起こりました。
上海大学外国語学院 鄧志勇院長、住吉神社地車会 田中享平会長から開幕の挨拶
日中の学生代表から挨拶
来場者は大阪の伝統文化である地車囃子や和風創作ダンスの鑑賞のあと、河内音頭を観客の皆さんと一緒に踊りました。上海大学の学生からも、中国の伝統舞踊や歌のパフォーマンスがあり、最後には大阪独特の手締めである「大阪締め」を全員で行い、大いに盛り上がりました。
地車囃子の演奏と大道芸人HIXによるパフォーマンス
和風創作ダンスと公演者と来場者全員で河内音頭を踊りました
上海大学の学生による中国伝統舞踊や歌のパフォーマンス
参加者全員での「大阪締め」
最後に、上海大学外国語学院 鄧志勇院長が、今回のイベントを通じて、お互いに理解、友情を深め、日中両国の青少年が日中友好交流を世界に示して、この友好関係を代々まで引き継ぎましょうと締めくくりました。
公演者による集合記念写真