日本初開催となるG20サミット首脳会議が、2019年6月28日(金曜日)から29日(土曜日)にかけて大阪で開催されます。サミットでは、主要国首脳が一堂に会し、世界経済をはじめ、国際社会の共通課題について幅広い議論がなされます。
大阪・関西では、2025年万国博覧会の開催が決定しましたが、G20サミットの開催は、人類共通の課題解決を通じて世界への貢献をめざす万博の理念にも通じるものであり、大きな意義があります。さらに、ライフサイエンス分野やものづくり産業の集積、世界遺産をはじめとする豊富な文化遺産など、大阪・関西の強み、魅力を世界に向けて発信する絶好の機会となります。
大阪・関西にとって大きな意義をもつG20サミットを成功させるためには、各国首脳をはじめとする皆様に、関西のホスピタリティを発揮し最高のおもてなしでお迎えする必要があります。
こうしたことから、関西全体の総力を結集し、幅広い協力を得るため、大阪府、大阪市、関西広域連合、経済界の参画を得て、「2019年G20大阪サミット関西推進協力協議会」を設立し、万全の態勢でG20サミットに向けた準備を進めています。
G20サミットとは、メンバー国(下記参照)や招待国の首脳、国際機関など、約35の国や機関が参加し、経済分野を主要議題として毎年開催される国際会議です。2019年は日本が議長国となり、大阪で開催されます。日本がこれまで経験したことのない大規模な国際会議となります。
メンバー国は、G7(フランス・アメリカ・イギリス・ドイツ・日本・イタリア・カナダ・欧州連合〔EU〕)のほか、アルゼンチン・オーストラリア・ブラジル・中国・インド・インドネシア・メキシコ・韓国・ロシア・サウジアラビア・南アフリカ・トルコ(アルファベット順)となっています。
近年取りあげられる議題として、世界経済、貿易・投資、開発、気候・エネルギー、雇用、テロ対策、移民・難民問題等があります。
G20サミット成功には、会場周辺の皆さまをはじめ、オール大阪・オール関西一丸となって、国内外から来訪されるお客さまをあたたかくお迎えすることが不可欠です。皆さまのご理解・ご協力をお願いいたします。
開催期間中は、G20各国代表団、国内外報道関係者、日本政府関係者、警備関係者、支援事業者など、約3万人の方々が大阪を訪れることが想定されています。
開催会場はインテックス大阪(大阪市住之江区)が予定されています。交通規制等の影響により、会場周辺はもとより、広範な地域の皆さまにご不便をおかけすることが予想されます。ご理解・ご協力をお願いいたします。