水素・燃料電池に関するイベントとしては中国最大規模となる「FCVC 2020 国際水素燃料電池自動車会議」が、2020年9月14日~16日の日程で、上海市嘉定区で開催されました。
主催者発表による本イベントの参加者数はのべ1.5万人となっており、国際フォーラムと同時開催された水素・燃料電池分野に特化した展示会には、コロナ禍にもかかわらず、国内外から昨年を上回る127社の企業が出展。大阪ブースは、昨年に続き、日本の自治体として唯一の出展ということから注目度も高く、展示会期間中は多くの関係者がブースを訪れました。
新型コロナウイルスの影響により、日本からの渡航制限が続いていることから、今回は、出展を希望する府内の水素・燃料電池関連企業6社の代理として、当事務所が現地ブースの運営を担い、商品パンフレットやサンプル等の掲示によるPRや説明対応、出展者との商談を希望する来訪者とのマッチング等のサポートを行いました。
中国では、環境保護や先端産業の育成等の観点から、国をあげて新エネルギー産業への取組強化が図られており、今後、水素燃料電池自動車(FCV)をはじめとする水素アプリケーションの普及拡大が進み、この分野における新たなビジネスチャンスの創出が期待されております。
大阪府は引き続き、同分野における中国ビジネス展開の支援を行ってまいります。