日本の製造業は、高い国際競争力持つ生産体制を構築し、様々な産業に高機能な部品・素材を提供することで日本経済を支えてきました。しかし、グローバル競争の激化やサプライチェーンの変動、内需の減少と外需の拡大といった変化や、電子産業の発展に伴う事業構造の変革、生産プロセス革新の必要性に直面しています。一方、中国はロボットに代表されるハイテク分野の産業が急速に成長しており、日本の製造業にとっても未だ大きな可能性を有しています。

そこで今回、日本を始め世界各地をマーケットに配膳・清掃ロボット事業を展開する中国のKEENON Robotics社と、中国市場で長年精密測定機器の普及に尽力してきたミツトヨ社を招き、海外へと事業を拡大する中国企業の成長の見通しや、日本企業の中国ビジネス戦略について講演いただきます。変化の速い中国市場で成長する2社の講演を通じ、製造業における中国市場の捉え方やビジネスチャンス、市場開拓におけるノウハウ等をつかみ取っていただければ幸いです。

１．セミナー概要

会　期：2024年1月23日(火)日本時間14:00～16:30
会　場：大阪商工会議所 6階 白鳳の間、桜の間
定　員：100名（先着順）※定員に達した場合のみご連絡します
対　象：機械・部品・素材等、ものづくりに関係する中堅・中小企業
主　催：大阪府上海事務所（（公財）大阪産業局上海代表処）
＿＿＿＿ファクトリーネットワークチャイナ（FNA）
共　催：大阪商工会議所
後　援：（一般社団法人）日中経済貿易センター
言　語：日本語
参加費：無料

申　込：右のリンクよりお申込み下さい　お申込み
締　切：2024年1月19日(金) 日本時間17:00 ※定員に達し次第締め切ります。

２．プログラム　※内容は予告なく変更となる場合があります

Ⅰ．主催者挨拶

Ⅱ． 日中サービスロボット産業におけるビジネスチャンスについて
＿＿講師： KEENON Robotics 株式会社 日本営業責任者　飯田弘介氏

1994年デュビューク大学卒業、2002年北京大学語学留学。2006年からオリックス・レンテック（天津）北京支店長、上海営業部長を経て、2013年に日本へ帰国。2023年3月までオリックス・レンテック本社、オリックス電力にて勤務。2023年11月よりKEENON Roboticsに入社し現職。

 

 

Ⅲ．中国市場の事業環境と展望・戦略
＿＿講師：三豊精密量儀（上海）有限公司 董事長総経理　坂田幸寛氏

1981年株式会社ミツトヨに入社。お客様からの計測に関する要求や提案への対応業務に約20年従事した後、2014年上海に出向。現在は董事長総経理として蘇州ミツトヨと上海ミツトヨの両現地法人の責任者を兼務する。9年間の駐在を通じ、中国の急激な製造技術と品質の成長に伴う計測機器の需要の変化と、この変化への対応が上海ミツトヨの生き残りと成長には必須であることを認識。

 

Ⅳ．中国でのものづくりにおける日系企業の可能性について
＿＿講師：ファクトリーネットワークチャイナ 総経理　俞婕氏

早稲田大学アジア太平洋研究科MBA専攻修士取得後、2001年三菱商事（本社）に入社、2003年三菱商事より出向、上海でファクトリーネットワークチャイナ設立（メタルワン、NCネットワークと3社出資）。
20年に亘り日中企業間マッチング、企業交流イベント、中国政府・協会との関係構築、個別マッチング支援等の事業を通じ、在中国日系製造業企業のサポートを手掛ける。

 

Ⅴ．大阪府による中国進出サポートのご紹介
＿＿講師: 大阪府上海事務所 所長　南浦秀史

Ⅵ．Q&A、参加企業によるビジネス交流

３．お問合せ先

大阪府上海事務所（大阪産業局上海代表処）
担当：小森、南浦
電話番号：＋86-(0)21-6270-1901
E-mail：osaka@ibo-sh.com